2024/09/05
犬や猫の嘔吐は軽度のものから命にかかわるようなものまで、さまざまなケースがあります。そのため、病院に行くタイミングがよくわからず、困ってしまった経験があるという方も多いのではないでしょうか。診察では、観察のポイントや受診のタイミングの目安などがあれば知りたいというお声をいただくことが多いです。
今回は犬や猫の嘔吐について、原因や症状、獣医師の診察が必要なケースなどをご紹介します。
■目次
1.嘔吐の原因
2.嘔吐の症状と観察ポイント
3.異物摂取への対応
4.猫の嘔吐と食事の関係
5.獣医師の診察が必要なケース
6.嘔吐の治療と予防
7.まとめ
・ストレス
・食べ過ぎ
・長時間の空腹
・フードの変更、普段食べていないものを食べた
・食物アレルギー
・胃腸炎
・感染症(細菌、ウイルス、寄生虫)
・異物誤飲、中毒
・内臓の病気(膵炎、腎臓病、肝臓病など)
・腫瘍 など
・嘔吐物の性状(食べ物、胆汁、血液の有無など)
・嘔吐の頻度と量
・随伴症状の有無(食欲不振、元気消失、嗚咽など)
・脱水のサイン(鼻が乾いている、皮膚の弾力がなくなる、目の落ちくぼみなど)
誤飲誤食があった際の対応策や注意点についてはこちらから
・1日に複数回の嘔吐(連続頻度が高い場合)
・嘔吐が3日以上続いている
・食欲不振を伴う嘔吐
・嗚咽や吐く動作を繰り返している
・嘔吐物に血液や異物を含んでいる
・重度の脱水症状が見られる
・元気消失や高熱を伴う
・子犬や子猫、高齢動物、既往症のある場合
また、食事が原因の場合は食事量や食事回数を調整するなど食事管理を見直す、ストレスが原因となっている場合はストレスが軽減されるよう環境を整備することで、再発を予防することができます。
しかし、病気が原因である場合は予防が難しいため、定期的に健康診断を行い、早期発見・早期治療ができるように心がけましょう。
健康診断についてはこちらから
お問い合わせはこちら
ドクターオザワ動物病院グループ
東京都八王子市に本院を置き、町田市、埼玉県入間市で3つの動物病院を運営しています。
■クリックすると各院のページに遷移します
八王子病院(東京都八王子市)
ドクターオザワ動物病院の中で規模・設備ともに最も充実している八王子病院です。
内科・外科をはじめ、椎間板ヘルニアの治療・手術に力を入れており、CT・デジタルレントゲン・高性能麻酔システムを導入し、安全で質の高い獣医療を提供しています。
町田病院(東京都町田市)
平成14年7月にオープンした病院です。超音波画像診断や心電図を活用した、循環器疾患・消化器疾患の診断・治療に力を入れています。
町田病院はLINE配信を行っております!
犬や猫との暮らしに役立つ情報を配信中!是非ご登録下さい。
登録はこちらから
入間病院(埼玉県入間市)
平成17年7月にオープンした病院です。ペットフォレスト武蔵藤沢店の中にあります。若い犬猫や高齢期の犬猫まで幅広く診ることができます。
入間病院はLINE配信を行っております!
犬や猫との暮らしに役立つ情報を配信中!是非ご登録下さい。
登録はこちらから
今回は犬や猫の嘔吐について、原因や症状、獣医師の診察が必要なケースなどをご紹介します。
■目次
1.嘔吐の原因
2.嘔吐の症状と観察ポイント
3.異物摂取への対応
4.猫の嘔吐と食事の関係
5.獣医師の診察が必要なケース
6.嘔吐の治療と予防
7.まとめ
嘔吐の原因
犬や猫が嘔吐したときに考えられる原因は、以下が挙げられます。・ストレス
・食べ過ぎ
・長時間の空腹
・フードの変更、普段食べていないものを食べた
・食物アレルギー
・胃腸炎
・感染症(細菌、ウイルス、寄生虫)
・異物誤飲、中毒
・内臓の病気(膵炎、腎臓病、肝臓病など)
・腫瘍 など
嘔吐の症状と観察ポイント
犬や猫が嘔吐した場合、以下の項目を中心によく観察しましょう。・嘔吐物の性状(食べ物、胆汁、血液の有無など)
・嘔吐の頻度と量
・随伴症状の有無(食欲不振、元気消失、嗚咽など)
・脱水のサイン(鼻が乾いている、皮膚の弾力がなくなる、目の落ちくぼみなど)
異物摂取への対応
異物を摂取した場合、中毒、胃腸炎、腸閉塞などの深刻な健康上の問題を引き起こし、すぐに処置をしなければ命を落としてしまうこともあります。そのため、異物摂取が疑われる場合は、ただちに獣医師の診察を受けましょう。誤飲誤食があった際の対応策や注意点についてはこちらから
猫の嘔吐と食事の関係
猫は肉食動物であることから、穀物の消化を苦手としています。そのため、穀物フリーフードへ切り替えることにより、嘔吐が改善される可能性があります。ただし、一気に切り替えてしまうと、それがきっかけでまた嘔吐してしまうこともあるため、徐々に切り替えるようにしましょう。獣医師の診察が必要なケース
以下の項目のうち、ひとつでも当てはまる場合は直ちに獣医師の診察を受けましょう。・1日に複数回の嘔吐(連続頻度が高い場合)
・嘔吐が3日以上続いている
・食欲不振を伴う嘔吐
・嗚咽や吐く動作を繰り返している
・嘔吐物に血液や異物を含んでいる
・重度の脱水症状が見られる
・元気消失や高熱を伴う
・子犬や子猫、高齢動物、既往症のある場合
嘔吐の治療と予防
嘔吐に対しては、原因に応じて薬物療法や輸液療法などを行います。また、食事が原因の場合は食事量や食事回数を調整するなど食事管理を見直す、ストレスが原因となっている場合はストレスが軽減されるよう環境を整備することで、再発を予防することができます。
しかし、病気が原因である場合は予防が難しいため、定期的に健康診断を行い、早期発見・早期治療ができるように心がけましょう。
健康診断についてはこちらから
まとめ
嘔吐は長引くことで脱水症状に陥って命を脅かしたり、重い病気が隠れていたりするケースも少なくありません。そのため、犬や猫が嘔吐をしていたら、人間の嘔吐と同じ感覚ではなくよく注意して経過を見つつ、なかなか治まらない場合は早急に獣医師の診察を受けましょう。お問い合わせはこちら
ドクターオザワ動物病院グループ
東京都八王子市に本院を置き、町田市、埼玉県入間市で3つの動物病院を運営しています。
■クリックすると各院のページに遷移します
八王子病院(東京都八王子市)
ドクターオザワ動物病院の中で規模・設備ともに最も充実している八王子病院です。
内科・外科をはじめ、椎間板ヘルニアの治療・手術に力を入れており、CT・デジタルレントゲン・高性能麻酔システムを導入し、安全で質の高い獣医療を提供しています。
町田病院(東京都町田市)
平成14年7月にオープンした病院です。超音波画像診断や心電図を活用した、循環器疾患・消化器疾患の診断・治療に力を入れています。
町田病院はLINE配信を行っております!
犬や猫との暮らしに役立つ情報を配信中!是非ご登録下さい。
登録はこちらから
入間病院(埼玉県入間市)
平成17年7月にオープンした病院です。ペットフォレスト武蔵藤沢店の中にあります。若い犬猫や高齢期の犬猫まで幅広く診ることができます。
入間病院はLINE配信を行っております!
犬や猫との暮らしに役立つ情報を配信中!是非ご登録下さい。
登録はこちらから