師訓

獣医師訓

動物医療に携わる者としての自戒の言葉として、職員全員が大切にしている言葉です。

獣医師訓

獣医師訓

私たちが大切にしていること

私たちは、飼い主の方の利益を最優先します。それは、動物たちの命を守ることだと考えます。そのために、高い医療技術と最先端の医療設備、心を込めた暖かい療養環境の提供に努力を惜しみません。

創設者 小澤己久郎が、アメリカ・カナダで獣医療を学び帰国した50年前、日本において獣医師と言えば、牛や豚・鶏など産業動物を診察する医師のことでした。
しかし、日本においても、家庭で飼育される犬や猫などのコンパニオン・アニマルにも、欧米と同水準の獣医療、人と同質の医療が提供され、そして動物たちが家族の一員として、健康で衛生的に暮らすことは、動物と共生していく社会には不可欠なことであると考え、当時まだ珍しかった小動物専門の動物病院を世田谷に開院しました。

以来、様々な試行錯誤を繰り返しながら、小動物のための診療・検査・技術の向上とそれらの確立に努めて参りました。そして現在、私たちは八王子を中心に関東で3つの動物病院を運営し、今も動物たちの命を守ることに全力で取り組んでいます。
私たちは、病院が犬・猫、飼い主様、病院を訪れるすべての方にとって「心安まる場所」になるよう、信頼される高い臨床技術と先端の医療設備、そして心を込めた暖かい療養環境を提供することに最大限努力することをお約束します。

医療方針

訪れる飼い主さん、動物達が心休まる環境を提供する

  • 信頼される高い臨床技術を常に追い求めて修道する。
    獣医師またはスタッフに対する技術の継承と教育は恒常的に行われ、必要に応じて海外留学などをカリキュラムしています。
  • 最高の環境を目指す。
    最先端の医療機器の導入を積極的に推し進め、機器の選択は人の医療の領域にまで拡がり、必要であれば是非もなく導入を常に推し進めています。また一例に過ぎませんが、医療機器の充足のみならず、動物の命を守り抜く使命に沿って、災害発生時にも最低限の医療を行えるように必要な物の備蓄を開始しています。
  • 人格の成長無くして獣医師・スタッフとしての成長無し!
    獣医師、スタッフである前に一人の人間であり、人格の成長無くして獣医師・スタッフとしての成長はありません。ゆえに当院の教育は、人的成長をベースとして成り立っています。
  • ドクターオザワ動物病院で働く誇りを!
    所属する獣医師・スタッフにできる限りの満足が得られる人事を尽くすことも、ご来院いただく皆様の満足に結果的につながると考えています。
  • でき得ることは、できるだけ!
    責任を持てないことはさておき、でき得ることはできるだけ自発的に取り組む姿勢を重視しています。
受付

飼い主様との関係の構築

膝と膝をつき合わせ、飼い主様と会話を重ねて参ります。飼い主さんも獣医師も誰一人として動物と会話などできません。だからこそ、情報と状況を共有し、ベストな選択がなされるべきなのです。極端なたとえ話ですが、会計などは謳わずとして明瞭なはずなのです。

創設者

創設者

故・小澤己久郎(おざわきくろう)
獣医学博士・理学博士 1924年 山梨県生まれ

アメリカ・カナダへの留学、聖マリアンナ医科大学での研究生活の体験をもとに、人と同じ水準、またはそれ以上の医療を動物たちに提供することを基本理念として病院を運営してきました。留学中に得た知識を元に帰国後は、牛の乳房炎の治療方法や良質な生乳を得るための飼糧管理法などを紹介し、一部は特許とし認められています。

経歴

1944年 日本獣医畜産専門学校(現・日本獣医生命科学大学)卒業後、獣医師として兵役に服す。
1948年 山梨県農共済連勤務
1958年 公用にて渡米。酪農および乳牛治療を学ぶ
1962年 カナダ・オンタリオ州立ガルフ大学留学
1969年 帰国後、世田谷病院を開設
1975年 聖マリアンナ医科大学 第二病理研究室勤務
1988年 八王子病院を開設

ドクターオザワ動物病院の歴史

昭和63年に八王子病院を開設して以来、今日までひたすら臨床に没頭、患者様との佳いご縁を数え切れないほどいただき、理想の動物医療を求めて参りました。この姿勢は今後も変わることはございません。

昭和63年 八王子病院開設(平成10年に現在地に移転)
平成14年 7月 町田病院開設
平成17年 7月 入間病院開設